紅く、月は踊る 第3話 「アビスと、クロイツ」


GM: では、会食まで待つ、と言う事で、 00:26
GM: 個人行動は無いかなッ!? 00:26

クロイツ: はーい 00:26
クロイツ: あーびすー 00:26
クロイツ: もう 00:27
クロイツ: アビスのところにいきたくてしかたがないッ 00:27

GM: 行けばいいじゃないかッ、 00:27

クロイツ: 僕がききたいのはただ一点なんですよっよしいくぞこら 00:27

GM: では、クロイツさんはアビスに会いに行った、後でロゼ君に一回外出した旨を伝えてください、 00:27

クロイツ: はーい 00:28
クロイツ: ロゼ君がよそ見してる間に出て行きました。 00:28
クロイツ: 6ゾロで 00:28

GM: 4ゾロの間違いでしょう、 00:28

クロイツ: ならばそれでもいいや 00:28
クロイツ: いきますよ!アビスんちに! 00:28

GM: アビスの所に着いた! 00:28
GM: アビスは何か、書類の整理みたいなのをしている、 00:29

クロイツ: うわ、ロードなにしてんの 00:29
クロイツ: 「………お忙しいところ、おじゃまします」 00:29
クロイツ: こんこん、とドアをたたいて。(もう入ってるけど 00:29

GM: 独裁だから、彼が判子押さないと動かないことが割と有るのよね、 00:29
GM: 「何かな?」 作業の手を止めた 00:30

クロイツ: 「…会食が終われば、僕らはこの街を出て」 00:31
クロイツ: 「報告をしに戻りますが」 00:31
クロイツ: 「…この二日、街の中を見て…疑問がひとつ、ありまして」 00:31
クロイツ: 「会食の時に聞けばいいかとも思ったのですが」 00:31

GM: 「……」黙って聞いている 00:31

クロイツ: 「…人によっては食欲の失せる話にもなりかねませんし」 00:32
クロイツ: 「…お時間はよろしいでしょうか」 00:32

GM: 「構わない、何の用かな?」 00:33

クロイツ: 「処刑場のシステムについてです」 00:33
クロイツ: 「この街が危険であるかどうかを判断するに当たり、最も重要だと思いまして」 00:34

GM: 「……処刑場は」 00:35
GM: 「僕が殺すためにあるのではなく、吸血鬼達が殺し合うために存在する」 00:36
GM: 「処刑場は、一つではない、バラバラの処刑場に、バラバラに彼等は向かう、もし城だけに出入り口を作れば、大量の吸血鬼が城に向かう事になってしまう」 00:37
GM: 「……クロイツさん、貴方は狂気と言う物を抱えたことが有るかな?」 00:37

クロイツ: 「…」答えない 00:37
クロイツ: 腕組みをしてかるく首を傾げたまま、聞く姿勢 00:37

GM: 「吸血鬼は常に、狂気を抱える」 00:38
GM: 「吸血鬼の持つ力は、ただの力ではなく圧倒的暴力だ、振るわれることを絶えず、正気へと要求する」 00:39
GM: 「……夜の郷の存在を口外する物は処刑場へ送られる、あるいは、重い犯罪を犯した物も、処刑場へと送られる」 00:39
GM: 「狂気が正気を食いつぶした吸血鬼も、処刑場へと送られる」 00:39
GM: 「彼等はそこで思いのままに暴力をふるう事で、正気を保とうとする」 00:39
GM: 「それが、処刑場だ」 00:40

クロイツ: 「罪人同士が殺し合うのですか?」 00:40

GM: 「罪人と、狂人と、吸血鬼」 00:41

クロイツ: 「…狂う一歩手前の吸血鬼が、正気を保つために、殺すと」 00:41

GM: 「その通りだ……クロイツさん」 00:41

クロイツ: 「成る程、見事なシステムです」 00:42

GM: 「この町はね、あらゆる矛盾を抱えている」 00:42

クロイツ: 「狂気を内包する街が、どのようにしてそれを外部に発信せず、発散しているか」 00:42
クロイツ: 「僕はそれを知らねば、この街を理解できないと思ったまでですよ」 00:42
クロイツ: かすかに笑う 00:43

GM: 「……僕はこの街が大嫌いだ」 00:43
GM: 「同時に、愛おしい」 00:43
GM: 「吸血鬼と人はたがいに憎しみ合う物だ」 00:43
GM: 「しかし、ここでは同時に、愛し合う」 00:44
GM: 「街と言うのは常に調和のとれた、平和な場所であるべきだ」 00:44
GM: 「しかしここでは、常に血液の匂いが絶えない」 00:45
GM: 「……そう言う、場所なんだ、ここは」 00:45
GM: 「そして、皆がそれを知りつつ、知らないふりをしている」 00:45

クロイツ: 「…一つ勘違いしないでいただきたいのですが」 00:45
クロイツ: 「僕はこの街の正しさには興味がないんですよ」 00:46

GM: 「成程?」 00:47

クロイツ: 「重要なのは、この街が神殿が「危険視する存在」であるかどうか、です、仕事ですから」 00:47
クロイツ: 「…それでは、そろそろ失礼します」 00:47
クロイツ: 「お手数をおかけしました」 00:48

GM: 「……幸運を祈っているよ」 00:48

クロイツ: 帽子をとって軽く一礼 00:48

GM: 手をひらひら、 00:48

クロイツ: てくてくさります 00:55