白銀の、鋭利な月明かり エピローグ・5 「自由の行く先」



クロイツ: 描写はどうするかな、 13:29
クロイツ: 全員馬でぽこぽこしていくんですよね、 13:30

ドロシー: 赤魔のところは近いから、乗らずに引いててくてくでもいいけれど、おまかせだー 13:30
ラティア: 乗らずに引いてくかなぁ 13:30
ファイナ: 引いていこうかー 13:30

クロイツ: では馬を引きつつてくてく、 13:30

ファイナ: てくてく 13:30
ドロシー: てくてく 13:30
ロゼ: てくてく 13:30
ラティア: てくてく 13:31

ドロシー: 横乗り用の鞍をつけた馬をひいててくてく 13:31





クロイツ: 暗い森の中を強い月の光が照らし、遠くには神殿軍の陣営の光がみえるにちがいない 13:31
クロイツ: クロイツをおいていった場所に向かうと、まさしく彼はその場所に居たが、 13:32
クロイツ: キズは手当され、木の根本によりかかり、空を見上げている 13:32

クロイツ: 皆に気づくと、視線を向ける 13:32
クロイツ: (赤 13:32

クロイツ: 「おや…こんばんは」 13:32

ファイナ: 吹いた 13:32
ロゼ: あかい 13:32
ドロシー: 落差がひどいw 13:33
ラティア: あかかった 13:33

ファイナ: 姿を認めると、ひとつ息をつこう 13:32

ドロシー: 「こんばんは」 13:33

ファイナ: 「こんばんは、ご機嫌いかが?」若干眼をそらしている 13:33
ファイナ: 赤から 13:33

クロイツ: 「…明日の朝、再攻撃…だそうですね」 13:33

ドロシー: 「ええ。セシリアちゃんからきいたかしら」 13:33

クロイツ: 「コンラート君からききましたよ」 13:34
クロイツ: 「これも」腕をかるくあげる、包帯がまかれている 13:34

ラティア: 「あらあら」 13:34

クロイツ: 「何故、ここに?」 13:34

ロゼ: 「……」 13:34

ドロシー: 「…そう。」 静かに微笑み 13:34
ドロシー: 「あなたに、しらせておこうとおもって」 13:34

クロイツ: 「知らせる?」 13:35

ドロシー: 「夜明けとともに、再攻撃があること」 13:36

クロイツ: 「………心配してくださったの、でしょうか」 13:36
クロイツ: 首をすくめる 13:36

ドロシー: 「そう思う?」 微笑んで

クロイツ: 「…わかりません」 13:37
クロイツ: 悲しげに笑う 13:37

ドロシー: 微笑をひっこめ、視線をそらす 13:37

クロイツ: 「…」 13:37

ドロシー: 「アビス君が、死んだわ」 13:37

クロイツ: 「………」 13:37
クロイツ: 笑いが消える 13:37

ロゼ: 「……」 13:37

クロイツ: 「…………それは」 13:37
クロイツ: 片手を地面に下ろし、身を乗り出す 13:38
クロイツ: 「ロードの力は、何処に」 13:38

ドロシー: クロイツ君を見据える 13:38

クロイツ: 目の奥に、怒りのような色が燃える 13:38

ロゼ: 「……ロード…?」 13:38
ロゼ: (そう言えば…、という顔で 13:38

ラティア: 「……?」 13:38

クロイツ: 「彼が死んだならば、あの力は」 13:38

ファイナ: 「……」静観 13:38

クロイツ: 「最も近い場所にいる吸血鬼か、もしくは」 13:38
クロイツ: 「彼の望んだ者に与えられる」 13:39

ドロシー: その怒りにひるみもせずに、クロイツ君を静かにみすえ 13:39

クロイツ: 「…ドロシーさん、もしや」 13:39

ドロシー: 「今後、夜の民は、私が導きます」 13:39

クロイツ: ぐっ、と息をのむ 13:39

クロイツ: 「………貴方は」 13:39
クロイツ: 「どうするつもりです、彼らを」 13:39
クロイツ: 立ち上がろう、とするが、できない 13:40

クロイツ: 「アビスと同じように、彼らを」 13:40
クロイツ: 「籠の中にいれる、おつもりですか」 13:41

ドロシー: 「吸血鬼のさが、捕食者と非捕食者の運命」 13:42
ドロシー: 「それは、」 13:42
ドロシー: 「彼ら自身が向き合わなくては、のりこえることもできない」 13:42

クロイツ: 剣を杖のように、支えに立ち上がろうとする 13:43
クロイツ: 「……」 13:43

ドロシー: 「私は、共存をのぞむわ」 13:43
ドロシー: 「めかくしのない、彼ら自身の選択としての共存を」 13:43
ドロシー: 「たとえそれがどれほどの痛みと、苦しみをうみだすことになったのだとしても」 13:44

クロイツ: 「………」力を抜き、座り込む 13:44
クロイツ: 「………そう、ですか…」 13:44

ドロシー: 「あら、私を刺さないの?」 13:44

クロイツ: 「…その必要があれば…」 13:44
クロイツ: 「行きますとも」 13:44
クロイツ: 顔をあげ、笑う 13:45

ドロシー: 「それは、」微笑み返す「楽しみね」 13:46

クロイツ: 「…貴方があのシステムを継ぐつもりならば…」 13:46
クロイツ: 「どんな方法をもってしても、そのつもりでしたが…」 13:46
クロイツ: 「どうやらまだ早計のよう、ですね」 13:46
クロイツ: 深く息を吐く、 13:46

ドロシー: 「それが、アビス君を襲った、理由?」 13:47

クロイツ: 「…そうです」 13:47
クロイツ: じっと見据える、先ほどの激しさは消えている 13:47

ドロシー: 「意外ね。あなたはもっと、他人に興味がないかとおもっていたわ」 13:48

クロイツ: 「………他人では、ないのですよ」 13:48
クロイツ: 「少なくとも、僕にとっては」 13:48 

ドロシー: 「あなたが見ていた日記。関係があるのかしら」 13:49

クロイツ: 「………そう、ですねえ…いろいろと…お話しせねば…なりませんか」 13:49
クロイツ: 座り直し、木にもたれかかる 

ドロシー: 静かに見つめる

クロイツ: 「関係があるといえばありますし、ないといえば…ない」
クロイツ: 「でもどちらも、僕がまだ、冒険者ではなかったころの話、ですね」 13:50

ロゼ: 「…あの、にっき……」 13:50
ロゼ: と、呟きつつクロイツさんを見ます 13:51

ファイナ: 「……」何かを思い出すように、目を細めてクロイツさんを見ている 13:50
ドロシー: 静かに、クロイツさんを見つめたまま 13:51
ラティア: 大人しくきいてる 13:51

クロイツ: 「僕たちは、この街に居た」 13:51
クロイツ: 「この街に、良く似た、街に」 13:52
クロイツ: 「虚飾にまみれ、偽りの平穏を貪り、誰もが己の幸福を信じて疑わない」 13:52

ドロシー: 目を細める。 13:52

クロイツ: 「多くの者を奪いながら」 13:52
クロイツ: 「それから目を反らし、忘れ去る」 13:52
クロイツ: 「僕たちはその街から旅に出た」 13:53
クロイツ: 「…ただ、世界がそれだけではないと…知りたかったのです」 13:53

クロイツ: 「あの日記は、メイターの書いた小説」 13:53
クロイツ: 「僕たちが歩いた記録のようなもの…」 13:54

ファイナ: 微かに頷く 13:54

クロイツ: 「幾度かの短い旅をしては、僕たちは街にもどってきた」 13:54
クロイツ: 「それでも、街は僕たちの故郷だった」 13:54

クロイツ: 「しかしある時、メイターは旅をやめた」 13:54
クロイツ: 「僕には理由はいわなかった、僕は…ただ彼が飽いたのだとおもった」 13:54
クロイツ: 「あの街のシステムとして組み込まれ、善良に平穏に生きる道を選んだのだと」 13:56

ファイナ: 「実際は、違ったのかしら」 13:56

クロイツ: 「実際には」 13:56
クロイツ: 「ええ」 13:56
クロイツ: 「彼の家族は侯爵に殺されていた」 13:56

ファイナ: 「そう、侯爵に……それで、神殿に?」 13:56

クロイツ: 「それを知ったのは…この卿にきてから、ですけどね」 13:56

ドロシー: 「そう。それで、あなたは、メイター君を呼びにきたのね」 13:57
ドロシー: 侯爵と戦うためにメイターを呼びにきたクロイツ君をおもいだしつつ 13:57

クロイツ 「ええ、僕の目的の一つは…それ」 13:57
クロイツ: 「侯爵を倒し…メイターの戦いを…終わらせること」 13:57
クロイツ: 「そもそも全然、ガラじゃないんですよ」 13:57
クロイツ: ふ、と笑う 13:57
クロイツ: 「家は騎士ばっかりなのに、彼ときたら、魔術師か小説家希望のインドア派なんですから」 13:58

ファイナ: 「あらあら」 13:58

ドロシー: 「あらまぁ、意外な趣味ね」 13:58

クロイツ: 「…彼が復讐の為に剣をとったとおもいます?」 
クロイツ: 「そして、そのためにこの郷と戦ったと」 13:59

ドロシー: 「正義感だけとは考えにくいものだけれど」 ほほえみ 13:59

クロイツ: 「正義でも、憎しみでも、復讐でもなかった」 14:00
クロイツ: 目を伏せ、頭を振る 14:00

クロイツ: 「恐れですよ」 14:00

ドロシー: 「喪失の恐怖?」 14:00

クロイツ: 「大きな力を恐れ、戦うことを決意したというのに」 14:00
クロイツ: 「彼はそのためにあつまった力、彼の部下すら、失うことを恐れた」 14:01

ロゼ: 「……」 14:01

ドロシー: 「それは…誰しもが感じることではないのかしら」 14:01

クロイツ: 「ええ」 14:01
クロイツ: 「不毛ですよね」 14:01
クロイツ: 「恐れるあまりに戦って、相手を駆逐したところで」 14:01
クロイツ: 「恐れは強くなるだけ」 14:02

ラティア: 「……戦う理由としてはわかりやすいけど何もなさないね」 14:02

ドロシー: 「あなたは、」 静かにぽつりと 「強い人なのね」 14:02

クロイツ: 「…」 14:02
クロイツ: 一瞬口を閉じる、が、答えずに、つづける 14:03

クロイツ: 「僕は…後述しますが、この郷を滅ぼすつもりだった」 14:03
クロイツ: 「ですが、メイターの側で、戦っても、為し得ないことがある、侯爵がその一つ」 14:03

クロイツ: 「この戦いに勝利しても、おそらく恐れは消えない」 14:03

ファイナ: 「そう、ね」 14:04

ロゼ: 「……」 14:04

クロイツ: 「彼自身の手で、侯爵を滅ぼすためには…僕は、もっと立ち回る必要がありました」 14:04
クロイツ: 「その節はご迷惑を」笑ってみせる 14:05

ドロシー: 「…」 何かを反射的にいいかけ、のみこみ、ことさらゆっくりと言葉をつむぐ 「ええ、本当に」 14:05

クロイツ: 「…彼のことも、気に掛かってはいましたが…」 14:06
クロイツ: 「この街のことも…僕には、見過ごすことができなかった」 14:07

ドロシー: 「あなたのいた、町。幸福で穏やかな暮らし、それを憎んだからかしら」 14:07

クロイツ: 「ふふ、もちろんそれ自体ではありません、そこまでねじまがっちゃいませんよ」 14:08
クロイツ: 「ですが…」 14:08

クロイツ: 「彼らが、正当化し、見逃し、忘れ去ろうとしていることは」 14:08
クロイツ: 「僕はけして、許せない」 14:08
クロイツ: 目の奥が、深い憎しみの色に、一瞬染まる 14:09

クロイツ: 「だれがそれを愛し」 14:09
クロイツ: 「だれがそれを守り」 14:09
クロイツ: 「それがたとえ、どうしようもないことでも」 14:09
クロイツ: 「たとえ、それが正しくても」 14:09
クロイツ: 「僕もまた…」 14:09
クロイツ: 「彼らに殺し尽くされる自由を…愛している」 14:10

クロイツ: 顔を伏せる 14:10

ドロシー: 「……彼らはあなたではないわ」 14:10
ドロシー: 「それでも?」 14:11

クロイツ: 「…愚かだとお思いでしょう」 14:11
クロイツ: 「でも彼らは、僕なのですよ」 14:11
クロイツ: 「もう、どこにもいませんけどね」 14:12

クロイツ: 「…………………」 14:12

クロイツ: 「アビスを襲った理由は以上です」 14:12
クロイツ: 「そして、ドロシーさん、貴方に今、剣を向けない理由でもある」 14:13
クロイツ: 「僕が今瀕死だというのはさておき」わざとらしく咳き込む 14:13

ドロシー: 「そう」 静かに 14:13
ドロシー: 「うふふ、朝日をみれない心配をしたほうがいいぐらいね」 微笑んで 14:14

クロイツ: 「…それでもいいかとおもったんですよ」 14:14
クロイツ: 「頭悪いでしょう、どうかんがえても…勝ち目はないのに」 14:14

ドロシー: 「そうね。愚かね」 14:14

クロイツ: 「ええ」 14:14
クロイツ: 「さっきからダメだしされるの3人目です」 14:15

ファイナ: 「あら、意外に少ないのね」 14:15

クロイツ: 「人通りが少ないですからね、ここ」 14:15

ファイナ: 「ふふ、確かに」 14:15

ドロシー: 「いいえ、本当、少ないわ。いわれたことがなかったのかしら」 14:15
ドロシー: 「男の人って、みんなばかね、と」 くすりと 14:16

クロイツ: 「…………」 14:16
クロイツ: 「ええ、本当に」 14:16

ロゼ: 「……」 14:16

ラティア: 「……」くすくす 14:16

クロイツ: 「…………」ロゼ君をちらっとみる 14:16
クロイツ: 「大人しいですね、ロゼ君」 14:17
クロイツ: 「顔見たときからボコボコにされるの覚悟してましたのに」 14:17
クロイツ: 「そんな気にすらなりませんかね」 14:17
クロイツ: 自嘲するように笑う 14:17

ドロシー: 気遣わしげに、ロゼ君をみやる 14:18

ロゼ: 「……」俯いていて、前髪で目元が隠れている 14:18
ロゼ: 「…幾つか、聞かせろ」 14:19

クロイツ: 「…ええ、なんなりと」 14:19

ロゼ: 「セシリアを連れて行って、僕を置いて行った理由だ…」 14:20

クロイツ: 「…理由はいくつか」 14:21

クロイツ: 「戦力として、あの場から指揮官を引き抜けば、城から僕やロイファー君がいなくなっても、持ちこたえることは容易」 14:21
クロイツ: 「そして、君を残した理由は」 14:21
クロイツ: 「君ならば、メイターを殺さないからですよ」 14:21

ロゼ: 「……」 14:21

クロイツ: 「そして、兵にも殺させないでしょう」 14:22
クロイツ: 「間違ってましたかね?」 14:22

ロゼ: 「……、…」 14:22
ロゼ: ちょっと、息を飲む音がしますね 14:22
ロゼ: >兵にも殺させない 14:23

ロゼ: 「…次。セシリアの話していた内容だ」 14:24
ロゼ: 「…『彼』って、何だ」 14:24

クロイツ: 「彼…彼…彼を救いたくはありませんか、の彼ですかね」 14:24
クロイツ: 「メイターですよ」 14:24
クロイツ: 「…多分、皆さんが思うよりもずっと…」 14:24
クロイツ: 「彼女は、メイターを想っている」 14:25

ロゼ: 「……」 14:25

クロイツ: 「彼女があんな、無謀ともいえる暗殺(※紅月)を試みたのは」 14:25
クロイツ: 「…自分が死ぬため」 14:25

ファイナ: 「……」 14:25

クロイツ: 「死んで、軍を動かす大きな理由にするため」 14:26
クロイツ: 「ま、僕としてはー」 14:26
クロイツ: 「そんなことをしたらメイターはボッコボコにヘコムとおもったので」 14:26
クロイツ: 「やめてほしかったのですけど」軽く笑う 14:27

クロイツ: 「…メイターをダシにすれば間違いなく来るとおもったのですよ」 14:28
クロイツ: 「極悪人と誹られましたけど」 14:28

ロゼ: 「……次、」 14:28

クロイツ: 「はいはい」 14:29

ロゼ: 「何故、あの全ての戦闘が終わったあの場に、僕を引き摺ってった」 14:29

クロイツ: 「メイターが封印できるかも…ということでしたが、確信がなかったのです」 14:29
クロイツ: 「もしかしたら、あのまま、殺し尽くす必要があったかもしれない、その時に」 14:29
クロイツ: 「君の力が必要になるかなとおもいまして」 14:30
クロイツ: 「あちらは平和そうでしたから、もうお役御免かと」 14:30
クロイツ: あちら<どろあびめいたー 14:31

ロゼ: 「……」 14:31

クロイツ: 「疑問は晴れました?」 14:31

ロゼ: 「……次」 14:32

クロイツ: 「どうぞ」 14:32

ロゼ: 「…最後のあのイーヴィアとの戦闘」 14:32
ロゼ: 「あの時、僕に止めを刺したのは、お前だな」 14:32
ロゼ: (既に、質問では無く、確認になってます 14:33

クロイツ: 「あれですけど、おかしいなーっておもってたんですが」 14:33
クロイツ: 「いつもはあの程度の魔力、致命傷にならない気が」 14:33
クロイツ: 「調子でも悪かったんです?」 14:34

ロゼ: 「……」 14:34
ロゼ: 「……アビスの死の原因」 14:34
ロゼ: 「おまえか?」 14:35

クロイツ: 「…とどめはさせた気がしませんね、少なくとも僕が…」 14:35
クロイツ: 「立っている間には…多分」 14:35

ドロシー: 静かに目を伏せる、痛みに耐えるように 14:35
ドロシー: 「死因は、失血死よ」 14:35

クロイツ: 「……」 14:35
クロイツ: ドロシーさんをちらりと見る 14:35

ファイナ: 「……」 14:36

ドロシー: 「誰をせめるつもりも、私にはないわ」 14:36
ドロシー: 「助けられなかったのは、私自身だもの」 14:36

クロイツ: 「…僕は殺すつもりでしたよ、すくなくとも、あの場で」 14:36
クロイツ: 目を閉じて言う 14:36

ロゼ: 「……なら、その致命傷は、イーヴィアか?」 14:36

ラティア: 「……」 14:36

ドロシー: 致命傷自体はくろさんのはず 14:36
クロイツ: とどめはどろさr 14:37
ドロシー: うむ 14:37

ファイナ: しょうこなんてなかった 14:37

クロイツ: 僕自身は追求するつもりはなし 14:37

ドロシー: 致命傷というか、瀕死か 14:37

クロイツ: 「さて、僕も最後までは…」 14:37
クロイツ: 「途中で屠りの剣をくらいましたからねえ」 14:39

ロゼ: 「……」 14:39

ドロシー: タイミングがおかしいので死因は以降のドロシーの発言、今言ったことでおねがいします 14:40

ロゼ: 「…お前は」 14:40
ロゼ: 「お前は、今回、誰も信じず、誰もを裏切って…」 14:41
ロゼ: 「…僕達も……僕も、裏切ったのか……?」 14:41

クロイツ: 「………」 14:42
クロイツ: 胸に手をやり、かきむしるように、自分の服を掴む 14:42

クロイツ: 「…ええ、」 14:43
クロイツ: 「相違有りません」 14:43
クロイツ: 目を伏せる 14:43

ロゼ: 「……」 14:43
ロゼ: 「……」 14:43
ロゼ: 「……もういい」 14:44

クロイツ: 「…………」 14:44
クロイツ: 「…すみません」 14:44
クロイツ: 目を閉じたままつぶやく 14:45

ロゼ: 「…いいさ、別に」 14:45
ロゼ: 「……信じていたのも、何だかんだで信頼されていると思ったのも」 14:45
ロゼ: 「…結局は、僕だけだった。…そう言う事だ」 14:45
ロゼ: 「……」 14:45

クロイツ: 「それは…ちょっと違います、ね」 14:46

ロゼ: 「……一回だ」 14:46
ロゼ: (遮る様に 14:46

クロイツ: 「?」 14:46
クロイツ: 顔を上げてロゼ君を見る 14:46

ロゼ: 「僕は、お前に一度、命をすくわれた」 14:46
ロゼ: 「だから一度だ」 14:46
ロゼ: 「僕は、お前の命を一度だけ救う」 14:46

クロイツ: 「………」 14:47

ロゼ: 「僕は、お前のどんな頼みも、一度だけ聞いてやる」 14:47
ロゼ: 「……それ以降は、知らない」 14:47

クロイツ: 「……ならば一度だけ、聞いてくれませんか」 14:48

ロゼ: 「……」(クロイツさんを見ます。まるで、この世の絶望を見た様な瞳の色で 14:48

クロイツ: 酷く穏やかな目で、見返す 14:50

クロイツ: 「……信じてください」 14:50
クロイツ: 「僕にとって、この1年半」 14:50
クロイツ: 「冒険者として旅を共にした人たち、そして君」 14:51
クロイツ: 「すべては…代え難く、大切だった」 14:51

クロイツ: 「偽りは、ありません」 14:51

ロゼ: 「……」 14:52
ロゼ: 「……今から一回だ。…考えて使うんだな」 14:52

クロイツ: 「…」きょとんとする 14:52
クロイツ: 「あれ、いまのはノーカンですか」 14:52

ロゼ: (つまり、言外には 14:52
ロゼ: (今のはカウントせずに聞いてやる、という事 14:53
ロゼ: で、そこまで言って 14:53

ロゼ: 「……」 14:53
ロゼ: ドサリ、と 14:53
ロゼ: 崩れ落ちよう 14:53

クロイツ: 「あ」 14:53

ファイナ: 支えるよ! 14:53

ロゼ: (不屈切れ 14:53
ロゼ: 支えられますよ 14:53

ファイナ: 「ロゼっ」膝をついて抱きかかえる 14:53

クロイツ: 「あー…おつかれさまです、ファイナさん」 14:53
クロイツ: (立てない 14:54

ラティア: 「あらら」 14:54

ファイナ: 「まったく……世話がかかるのよね。この人も」 14:55

クロイツ: 「ハハハ、今回は僕が全面的に悪いのでお許しを」 14:55

ファイナ: 軽く嘆息し、抱えなおす 14:55
ファイナ: 「ええ、知ってるわ」にっこり 14:55

クロイツ: 「これは手厳しい」微笑む 14:55

ドロシー: 「クロイツ君。」 14:55

クロイツ: ドロシーさんのほうを見る 14:56

ドロシー: 静かにたたずんでいる 14:56

ドロシー: 「愚かさこそが、人を人たらしめる。」 14:56
ドロシー: 「けれど、ごめんなさいね、今の私にはあなたを許すとは言えないわ」微笑んで 14:56

クロイツ: 「…許して欲しいとは想いませんよ」首を振る 14:56
クロイツ: 「いまこの瞬間に、殺されることも覚悟の上です」 14:57

ドロシー: 「あら、それはこまるわ」 14:57
ドロシー: 「私が、夜の民が、どう進んでいくのか、見守る人がいなくなってしまうもの」 14:58

クロイツ: 「………」 14:58
クロイツ: 「ふ、かないませんね」 14:59

ドロシー: 静かに微笑み 14:59

クロイツ: 「では、見届けましょう、僕が立てる限りは」 14:59
クロイツ: 「…自由の行く先を」 15:00

ラティア: 「……」 くすくすと密かに笑う 15:00

ドロシー: 「ええ。…お願いね」 15:00

クロイツ: 「まあ今は立てないんですけどね」 15:00
クロイツ: (瀕死(赤 15:00

ドロシー: 「そのくらいは、がんばりなさいな。男の子でしょう?」 15:00
ドロシー: にこりとほほえんで
ドロシー: 踵をかえそう 15:00

クロイツ: 「うーんうーん」がんばってる 15:01
クロイツ: とそんなかんじでシーンをおえてくかんじかな、らてさんなにかありますか 15:02

ラティア: 振られるとやりにくくなるんだよ……! 15:02
ドロシー: らてさんもえ 15:03
クロイツ: じゃあらてさんなにかありますかなんてなかった
ラティア: ファイナさんから動いてもいいのよ 15:03

クロイツ: 1d100-30 立てる確立 15:03 (dice_cre) kreuz: 84(1D100: 84)-30 = 54  立てる確立 15:03
クロイツ: がんばった、 15:03

ラティア: 結構立てる 15:03
ドロシー: あかまがたった、たった 15:03

ファイナ: うむ、立ち去るならラテさんの前の方がいいよね 15:03
ファイナ: でも多分しょっぱいことしかできない 15:03
ファイナ: がんばったー 15:04
ロゼ: がんばってる 15:04

クロイツ: 「うぬぬぬ」 15:03
クロイツ: 「ぜいぜい」 15:04

ファイナ: 「クロイツ」 15:04
ファイナ: 抱えたまま、てくてくと赤魔に近づく 15:04

クロイツ: 「ふぅ、あ、はい」ふらふら 15:04
クロイツ: 剣を支えに木によりかかるようにしつつたった 15:05

ファイナ: 「貴方はこれからどうするの? 一人で帰るならそれでもいいけど」と言って、少し離れたところにつないである馬を示す 15:05

クロイツ: 「さて、どうしましょうねえ…」 15:06
クロイツ: 「ちょっとメイターの顔でも見てこようか、とも思うわけで」 15:06

ファイナ: 「そう」 15:06

クロイツ: 「お気遣いありがとうございます」 15:06

ファイナ: 「彼が」ロゼ君を抱えなおす「こんな状態だから、一頭余っちゃったのよね」 15:06

クロイツ: 「おやおや」 

ファイナ: 「戦場に繋いでおくのも可愛そうだから。貴方と違って」 
ファイナ: 言動とは裏腹に、ふわりと笑おう 15:07

クロイツ: 「一人で二頭連れるのは大変ですからねー」 15:08
クロイツ: 「では、戦火の届かない所まで連れておきましょうか」 15:08
クロイツ: 軽く笑う 15:08

ファイナ: 「ええ、迷惑かけたんだからそのくらいはしてもらわないと」 15:08

クロイツ: 「了解しました」

ファイナ: 「それじゃ、また、どこかで」 15:09

クロイツ: 「…ええ、…また」 15:09
クロイツ: 軽く手を挙げよう 15:09

ファイナ: 頷いて応える 15:09
ファイナ: 少年の身体を抱えなおし、多少ふらつきながらも馬へと向かおう 15:10
ファイナ: 自分の外套でロゼ君を包み、馬に乗せて自分も騎乗する 15:10
ファイナ: そのままクロイツの方を見ずに去りまする 15:11

クロイツ: よっこいしょと体勢を立て直しつつ 15:10
クロイツ: 「あ」 15:10

ラティア: 「……」 ちらとファイナさんを見やり、様子を見る 15:10

クロイツ: 「ラテさーん」 15:10

ドロシー: 馬に横乗りして、ドレスの裾がふわりと馬の尻尾のつけねのあたりまでかかるように、そんなシルエットで、ドロシーは少し先で、ラティアちゃんを待っている 15:10

クロイツ: 「ロープおかえししましょうか」 15:10

ラティア: 「そのままで構わないよ」 答えつつ、くろさんに歩み寄る 15:11

クロイツ: ぐるぐるまかれたまま落ちたようにわっかになっている束 15:11
クロイツ: 「そうですかー」といいつつラテさんのようすをみる 15:11

ラティア: 「さてはて……」 片手で笠の鍔を持ち下げ 15:12

クロイツ: じー 15:12

ラティア: 「私個人としては……ね」 手を小刀の柄へ伸ばす―― 15:12
ラティア: ……と見せかけて、外套の内から何か取り出す 15:12

クロイツ: 「あ、やっぱきますか、あれきませんか」 15:13

ラティア: 「先の話、他諸々の駄賃」 取り出した物を差し出し 15:13

クロイツ: こうぼくだあああああああ 15:13

ラティア: にや 15:13

クロイツ: 「えー?」 15:13

ラティア: っ 香木*1とチョコレート*1 15:14

クロイツ: 「あれれ」 15:14
クロイツ: 受け取りつつ 15:14
クロイツ: じーとその手を見つつ 15:15
クロイツ: その手を掴む機敏対抗でもしていいですか 15:15

ラティア: どぞどぞ 15:15

クロイツ: 2d6+4 まかせろー! 15:15 (dice_cre) kreuz: 6(2D6: 5 1)+4 = 10  まかせろー! 15:15
クロイツ: うむ、 15:15

ラティア: 2d6+6 15:15 (dice_cre) Ratia: 6(2D6: 4 2)+6 = 12
ラティア: うむ 15:15

ファイナ: 出目なかよし 15:15

クロイツ: するっとぬけた、 15:15
クロイツ: 「うーむおしい」 15:15

ラティア: するっと抜けて、くすくす笑い 15:15
ラティア: 笠の鍔を持ち上げる 15:16

クロイツ: 「…いろいろとお世話かけました」 15:16

ラティア: 「こちらこそ」 15:17

クロイツ: 「ん?なんかありましたっけ?」首かしげつつ 15:17

クロイツ: 「…その手がなかったらきっと」 15:17
クロイツ: 「忘れたままだったかもしれない」 15:17

ラティア: もう一度、くすくす笑い 15:17

クロイツ: 「だから礼をいわせてください」 15:18
クロイツ: 「ありがとうございます」 15:18
クロイツ: 笑って、一歩退く 15:18

ラティア: 「そう」 まっすぐくろさんを見て、 15:19
ラティア: 「色々あったけども、私個人としては貴方を許す」 15:19
ラティア: しっかり言い終えてから踵を返す 15:19

ラティア: 「面白かったし嫌いじゃない」 手をひらひらしつつ、どろさん達のほうへ歩み行く 15:20

クロイツ: 目をぱちぱちしつつ、 15:19

クロイツ: 「なんと」 てくてく去られてからつぶやいておこう 15:20
クロイツ: 背中に軽く手を振る 15:20

クロイツ: そして、皆が見えなくなるまで見送ってから 15:21
クロイツ: もう一度月を見上げて、吸血鬼の郷を見て…そして、場を後にする 15:22



クロイツ: ======たぶん吸血鬼側終幕====== 15:22





ドロシー: おつかれさまでしたー 15:22
ラティア: おつかれさまでしたー 15:22
クロイツ: おつかれさまでしたあってどろさああん 15:22
ドロシー: うふふ 15:22
ファイナ: おつかれさまでしたー 15:22
ラティア: 陛下!!!! 15:22
ファイナ: だいじょうぶかおじかん! 15:22
クロイツ: おつかれおつかれ!! 15:22
ドロシー: いってくる! 15:22
ファイナ: いってら!!! 15:22
ドロシー: ノシ 15:22
ドロシー: ミ 15:22
ロゼ: おつかれさまでしたー 15:22
ファイナ: ノシ 15:22
ロゼ: いってらっしゃいー 15:22
クロイツ: いってらいってらー 15:22
ラティア: いってらっしゃいー 15:22