白銀の、鋭利な月明かり エピローグ・2 「月明かりの中で」


--------2010/12/07 22:07:41 ログを開始 22:10

GM: さてー、 22:10

クロイツ: はーい 22:10
ドロシー: はーい 22:11

GM: 泥さんのターン 22:11
GM: ドロさん 22:11

ドロシー: うふふ・・・ 22:13

GM: さてー、 22:14
GM: 君が見ているうちにアビスの傷は刻一刻とふさがって行く、 22:14
GM: 傷が治ったからなのか、それともある程度落ち着いたからなのかは不明だが、アビスはゆっくりと目を開けた、 22:16

ドロシー: ベッドのはしに腰掛け、静かに目覚めていくアビス君をみつめています 22:16
ドロシー: 「……おはよう、アビス君」そっと微笑んで 22:18

GM: 「……おはよう」 22:19

ドロシー: 「気分はどう?」 22:21

GM: 「良くはないけれど、生きているからには寝ているわけにもいかなそうだ」左手で身を起こす 22:27

ドロシー: そっとそれを支えて 22:27
ドロシー: 「……夜明けとともに、神殿の軍がここに来るようよ」 22:27
ドロシー: 「セシリアちゃんに戦線布告されちゃった」くすりとわらい 22:29

GM: 「……そうか」 22:29
GM: 「皆の避難は完了しているのかな?」 22:30

ドロシー: 「ええ、あなたの民は、予定通り北へ。」 22:30
ドロシー: 「ここにはもう、私達ぐらいね」 22:30

GM: ふー、とアビスは一つ息をつき、 22:31
GM: 「生き残っている兵を集めて、ここを放棄しよう」 22:31

ドロシー: 「ええ。それがいいと思うわ」 22:32
ドロシー: 頷いてから、そっと視線をそらす 22:32
ドロシー: 「……ちゃんと、あなたの民を気にはするのね」 22:32

GM: 「……」 22:36

ドロシー: 振り返ってアビス君の目を静かに見る 22:36
ドロシー: 「どうして、」 22:36
ドロシー: 「クロイツ君があなたに刃を向けたとき、あなたは」 22:36
ドロシー: 「笑ったの」 22:38

GM: 「罪に対する罰だと思った」 22:38
GM: 「僕がどう生きようと、やはり罰は付いて回る物だと、そして恐らくはここで、僕は死ぬのかもしれないのだと思ったら」 22:39
GM: 「―――自分の事があまりにも滑稽だった」目をそらす 22:43

ドロシー: 「あがくことは、考えなかったの」 22:45

GM: 「……」 22:49

ドロシー: 「生きると言ったあなたは嘘だったの」 22:49
ドロシー: 首を振り、口元だけを笑みのかたちにして 22:49
ドロシー: 「私には、」 22:49
ドロシー: 「罰という、贖罪という、甘美な誘惑の前で」 22:49
ドロシー: 「あなたが諦めたように見えた」 22:52

GM: 「……そうかもしれない」頭を振る、

ドロシー: 「…ッ」 キッと睨む 23:05
ドロシー: 自分を落ち着かせるように、胸に手をあて 23:06
ドロシー: 「あなたが死んだら、あなたの民は、どうするつもりだったの」 23:06
ドロシー: 「例え今、この荒地を抜けても、まだ先がある。」 23:06
ドロシー: 「いつかわかりあえるまで続く、長い、長い、おわりない旅が」 23:10

GM: 「……」 23:14

ドロシー: 「…どうして、」 23:14
ドロシー: 「こたえてはくれないの」 23:14
ドロシー: 「アビス君」 23:14
ドロシー: 額を、アビス君の胸につけ顔をうつむける 23:18

GM: 「僕は民に必要とされているのではなく、状況に必要とされている」 23:18
GM: 「……彼等にとって本当に必要なのは僕ではない筈だ」 23:24

ドロシー: 「…っ」 唇がなにかいいたげにわななくが、ぐっとかみ締め言葉をのみ 23:24
ドロシー: 「あなたは、それを誰だというの」 23:31

GM: 「……」答えない、 答えられない、 23:38

ドロシー: 「……」 23:38
ドロシー: 「それにね」 23:38
ドロシー: 「私がきいているのはね、アビス君」 23:38
ドロシー: 「あなたは、彼らを守りたいのかどうかということよ」 23:39
ドロシー: 「必要とされているのか、どうかじゃないわ」 23:39
ドロシー: 「あなたにとって民は…まだ重荷のまま…?」 23:40

ドロシー: 「…」 23:40
ドロシー: 「私は、あなたの狂気を、疲れを、心を、少しも癒すことはできなかったのかしら」 ぽつりと

GM: 「……守る、なんて事を、僕が言える筈が無い」 23:44
GM: 「彼等をだまして、彼等を殺して、歪んだ秩序を自分の為になり立たせた」 23:45
GM: 「償うなら、まだ言える、ただ」 23:45
GM: 「……」 23:55

ドロシー: 「そうして」 23:55
ドロシー: 「流されるまま、ただ生きているから生き」 23:55
ドロシー: 「緩慢な死を待つ」 23:55
ドロシー: 「また、そうすごすつもりなの?」 23:55

ドロシー: 「あなた自身のいう罪と向き合うこともなく」 23:55
ドロシー: 「誰かが、罰を与えてくれる日をただ」 23:56

ドロシー: アビス君の胸に額をつけ、うつむいたまま、つぶやく 23:56
ドロシー: その表情は影になり、きっとみえない 23:58
ドロシー: ただ、その声はどこか冷えている 23:59

GM: 「……それ以外の生き方を知らなかった」 00:00

ドロシー: 「探す気はないのかしら」 00:01

GM: 「貴方に会えて他の生き方が見えた気がしたけれど、そちらに行こうとしても僕はやはり僕でしかなかった」 00:03

ドロシー: 「……そう」 00:03
ドロシー: 「…アビス君…あなた、結局、…」 00:03
ドロシー: 言いかけて、 00:03
ドロシー: やめる 00:03
ドロシー: そして、 00:06
ドロシー: そっと体をはなし、顔をあげる、微笑んでいる 00:06

ドロシー: 「残念ね」 00:06
ドロシー: 「…本当に残念ね、アビス君」 00:06
ドロシー: 「悩ませてごめんなさい」 腕をまわし、抱きしめる 00:08
ドロシー: そのままぎゅっと抱きしめ、額にキスを贈ろう 00:09

ドロシー: 「夜明けまで、まだ時間があるわ。ゆっくりお眠りなさいな」 にこり 00:11

GM: 「……貴女は何故……」 00:12
GM: 「……いや、お休み」 00:12

ドロシー: 問いには答えず微笑んだまま、そっとアビス君の頭をかかえるように、撫で 00:13
ドロシー: 「おやすみなさい」 00:13
ドロシー: 「いつか、目が、さめるまで」 00:13

ドロシー: そっと微笑み 00:13
ドロシー: 背後にまわしたその手にはメスが 00:16
ドロシー: その指先が撫でるように、慰撫するように 00:21
ドロシー: しかし、確かな手技で、すっとアビス君の首すじ、頚動脈を切り裂いた 00:21

GM: あふれ出る血液 00:21
GM: 赤い、 00:21
GM: 天井や壁が赤く染まる、 00:21
GM: アビスは瞬間、目を見開き、 00:22

GM: そして 00:22

GM: 「……お休み……僕は、君を」 00:23
GM: 君の耳元で、かすれた声で、何事かを呟き、 00:23
GM: 君の首筋に口づけをして、 00:23
GM: そのまま崩れ落ちた、 00:27

ドロシー: 慈しむように抱きとめ、 00:27
ドロシー: 微笑む、 00:27
ドロシー: その瞳からは光るものが一筋、流れている 00:27

GM: っ《ろーどのちから。》 00:28

ドロシー: みなぎっていく力を感じながら 00:28
ドロシー: そっとアビス君のその額にかかった髪をかきあげ 00:28

ドロシー: 「…ええ、私もよ」 00:28

ドロシー: むせかえるような血のにおいの中で 00:28
ドロシー: その唇に口付けを贈ろう 00:28

ドロシー: 「…おやすみなさい…」 00:28
ドロシー: 「……ふふ……うふふ…」 00:28



GM: 口づけを送られたアビスは、 00:30
GM: 何処か安らかに微笑んでいるようにも見えた、 00:31


GM: ―――月明かりの中 00:33
GM: 血に濡れた部屋で、 00:33
GM: 血に濡れた彼女は何を思うのか、 00:33
GM: 何が良かったのか、何が、良くなかったのか、 00:33
GM: 月は何も答えない 00:33
GM:  
GM: 誰も、何も答えてはくれない、 00:33
GM: ただ、各々が導き出すのみである――― 00:33






GM: 夜間月のあかりのもとでは全ての能力値に1の上昇補正、また、常に毎分HP1の再生、 00:28
GM: 日中、日の光の下では全ての能力値が−1のペナルティ、また、常に毎分1ダメージ、 00:29
GM: ただしこれはPCとして運用する場合のデータで有り、 00:29
GM: NPCとして登場する場合は補正の数値を変えても構わない、 00:29

ドロシー: データがあった! 00:29

GM: 適用してもしなくても構わない! 00:30
GM: データが必要ならばこれをどうぞ―、 00:30

ドロシー: 了解了解、ありがとうございます 00:30
ドロシー: そんな感じでフェードかな? 00:33
ドロシー: ありがとうございましたっ

GM: コネとしてアビスからの愛情と歪んだ信頼をプレゼント、 00:35

クロイツ: 死んでるやん! 00:35
ドロシー: ないすつっこみ! 00:35

GM: 遺志さ! 00:35

(Ratia) まさしくあなたの心の中に 00:35

ドロシー: わーい、ありがとうありがとう 00:35

クロイツ: どろさんの肩がおもくなった 00:35