白銀の、鋭利な月明かり 第4話 「メイターとクロイツ」![]() クロイツ: 「さてと」 22:04 クロイツ: 「メイター、まずはすみません、あやまります」 22:05 EM: 「……いや、構わない」 22:05 クロイツ: くるっと向き直る。 22:05 クロイツ: 「君の兵を傷つけたこと、それから…」 22:06 クロイツ: 「なにも知らなかったこと」 22:06 クロイツ: 目を伏せ、唇を噛む 22:06 EM: 「……」 22:06 クロイツ: 「…」 22:06 クロイツ: 「で、」 22:07 クロイツ: 「次は怒らせていただきます、なぜ言わなかった!」 22:07 クロイツ: メイターに近づく 22:08 EM: 「……私は」 22:08 クロイツ: 「えーい」額をぺちーんとする 22:08 EM: 「いったッ」 22:09 クロイツ: 「ま、とにかく」 22:09 クロイツ: 「君が泣いて喜ぶ情報を持ってきました」 22:09 クロイツ: 「様をつけなさい、様を」 22:10 EM: 「それで……」 22:10 EM: 「ルーグサマ(超棒読み)は一体どういう情報を持ってきたんだ?」 22:10 クロイツ: 「サマまで名前みたいな発音をしない、冗談です」 22:10 クロイツ: 「侯爵ですよ」 22:11 EM: 「……」 22:11 クロイツ: 「ていうか」 22:11 クロイツ: 「会ってきました」 22:11 EM: 「ぶっ」 22:11 クロイツ: 「吹いた」 22:11 EM: 「吹くに決まってるだろうッ」 22:11 クロイツ: 「まあ吹きますよねハハハ」 22:12 EM: メイターは立ちあがって何か言おうとして、 22:12 EM: 諦めて椅子にどっかり座った、 22:12 EM: 「……あまり変わってないようでなによりだ」>赤魔 22:12 クロイツ: 「この侯爵がですね、本来は吸血鬼の郷にはまったく無関係なんです」 22:12 クロイツ: 「ですが、軍にまじってきます」 22:13 EM: 「ふむ……」 22:13 クロイツ: 「で、敵も味方も関係なしに殺戮するつもり」 22:13 クロイツ: 「敵味方入り乱れたところで、範囲魔法だのするヤツはいません」 22:13 クロイツ: 「味方にあたるかもしれませんからねー」 22:13 クロイツ: 「特に、騎士達はそんなこと考えもしないでしょう、仲間大事ですから」 22:14 クロイツ: 「自分の街を守ろうとする、吸血鬼側も当然です」 22:14 クロイツ: 「しかし、侯爵は違う、彼はたった一人だ」 22:14 クロイツ: 「たった一人で、やってくる」 22:14 EM: 「そして一人で」 22:14 EM: 「全てを壊す事が出来る」 22:15 クロイツ: 「…とりあえず、君にこれだけは伝えたかったんですよ、あ、しまった、今の情報は交換条件にするつもりだった」 22:15 クロイツ: 額に手をあてる 22:15 クロイツ: 「手持ちのカードが一枚へってしまいました、まぁこれは、友情の証としましょうか」 22:15 EM: 「何と交換するつもりだったんだ?」 22:16 クロイツ: 「街には一般人いるじゃないですかー」 22:16 クロイツ: 「投降を受け入れる気はありません?」 22:16 EM: 「……」 22:16 クロイツ: 「意に沿わぬ、とらわれた一般人ですよ」 22:16 クロイツ: 「無理矢理外からつれてこられ、逃げようとすれば殺される」 22:17 クロイツ: 「そういった罪もない一般人の投降を受け入れる気はありませんか」 22:17 EM: 「私は」 22:18 EM: 「……そうだな、もうそろそろ隠すのも限界、か?」 22:19 クロイツ: 「どうぞぶちまけてください」 22:19 EM: 「これから話すのは私の独り言だが」 22:19 クロイツ: 「…」腕を組み、目をとじる 22:20 クロイツ: メイターに背をむける格好 22:20 EM: 「私はずっと、吸血鬼や、それに近しい物を怖れて居たよ」 22:20 EM: 「私が彼等と敵対する時、規範や、憎しみや、それに類する感情とは違って、常に」 22:21 EM: 「私の家族が殺された時の恐怖が私の心を支配した」 22:21 クロイツ: 「…」薄目をあけ、また閉じる 22:21 EM: 「家族が殺された悲しみではなく、ただ、恐怖が常に支配した」 22:21 EM: 「……私は」 22:22 EM: 「あの郷が、閉じられていても、歪んでいても、彼等にとっては真の理想郷なのだろう、と、大体の推測はついているんだ」 22:22 EM: 「だからこそ、ただの人であっても、私の敵に回るのではないか」 22:23 EM: 「私の家族を殺した時のように」 22:23 EM: 「私の部下たちを殺すのではないか」 22:23 EM: 「そう、恐怖が胸の内を支配する」 22:23 クロイツ: 「…」 22:24 クロイツ: 「そうですねぇ…」 22:24 クロイツ: 「本当の意味で投降したのか、そうではないのか」 22:24 クロイツ: 「だれもたしかめることはできず」 22:25 クロイツ: 「そして自らの安全が保証されれば」 22:25 クロイツ: 「喪失感が復讐の念をおこさぬともかぎらない」 22:25 クロイツ: 「皆殺し、ですか」 22:25 クロイツ: 振り返る 22:26 クロイツ: 「本当にそれでいいのですか?」 22:27 EM: 「許される事ではない」 22:28 クロイツ: 「それはどうでもいいや」おいといて、のしぐさ 22:28 EM: 「どうでもいいんだ」 22:28 クロイツ: 「君の新たな恐怖になるかもしれませんよ」 22:28 クロイツ: 「恐怖によって振るわれた刃では…自分の恐怖は切り伏せられない」 22:29 クロイツ: 「怖いからころした、じゃ、またころします」 22:29 クロイツ: 「どんどん殺しますよ」 22:29 クロイツ: 「そしてそのうち」 22:29 クロイツ: 「誰もしんじられなくなります、よっ」額をつつく 22:30 クロイツ: 「まったく君は僕が命乞いにきたとでもおもってるんですか」 22:30 EM: 「ハハハ、まさか」>命ごい 22:30 クロイツ: 「いやほら、吸血鬼の人たちの、いやそれもまさか、か」 22:30 クロイツ: 「わらうなッ」 22:30 EM: 「いや、だって」 22:31 EM: 「ルーグが命ごいをすると聞いて笑わずにいられるだろうか、いや、いまい(反語」 22:31 クロイツ: 「しますよ、けっこう、ゆるしもこいますしー、冒険者さんこわいひとおおいですしー、危険なこともおおいですしー」 22:31 クロイツ: 「まあ相手がメイターってのはないですけど」 22:32 クロイツ: 「…」 22:32 クロイツ: 「僕には今回、もんのすごーく沢山の目的があるんですよー」 22:32 クロイツ: 「もうねー、本当どうしようかってくらい」 22:36 EM: 「……まさか、いや、君に対してはまさかという言葉は意味は持たないが」 22:36 EM: 「まさか君は侯爵を倒すのもその一つだとか言いだしたりはしないよな?」 22:36 クロイツ: 「いちおー」 22:36 クロイツ: 「入ってます、四つ目くらいに」 22:36 クロイツ: ゆびおり 22:37 EM: 無言でどっかからスリッパ取り出して、 22:37 EM: 赤魔の頭をはたいた、 22:37 EM: スパーン 22:37 クロイツ: 「あいた」 22:37 クロイツ: 「え、そこつっこむところ!?あ、もっと優先順位あげろてきな?」 22:38 EM: 「君は侯爵の正体とかどうせ全部調べてるんだろッ、そこはいつも通り逃げろよッ」 22:38 クロイツ: 「あー」 22:38 クロイツ: 「逃げるのは最近やめちゃったんですよー、廃業ー、みたいなー」 22:39 クロイツ: 「それにですねー」 22:39 クロイツ: 「さっき言ったじゃないですか、「本人にあった」って」 22:39 EM: 「あぁ……」 22:40 クロイツ: 「伝説にのこるほどの昔から多数の犠牲者を殺し尽くしながら世界を放浪し、誰もその足取りをつかめなかった「侯爵」」 22:40 クロイツ: *見ているよ向け 22:40 EM: 説明口調乙 22:40 クロイツ: 「はー、会いました、会いましたともー」 22:41 クロイツ: 「正直超ビビってましたよ、相手があいてですしー」 22:41 クロイツ: 「生きて帰ってきたときは僕は自分自身を褒め称えたかった」 22:41 クロイツ: 「でもどうしても、まずは」 22:41 クロイツ: 「どんなヤツなのかは確認したかった」 22:43 EM: 「……それで?」 22:43 クロイツ: 「…」 22:43 クロイツ: 「君にいったらちょっとショックうけるかもしれないですねよくかんがえるとすみません」 22:43 クロイツ: 「変態です。」 22:43 EM: 「…………」無言でスリッパスパーン 22:43 クロイツ: 「あいた」 22:44 クロイツ: 「ほんとうなのにぃ」 22:44 EM: 「言葉を選べっ、こう言いたい事は分かるがっ」 22:44 クロイツ: 「わかりました、じゃあ省略せずにいいます」 22:45 クロイツ: 「殺戮とか血の海とかであっちの世界にいっちゃうタイプの変態ですね、多分女の人とか興味ない、マジで僕、ちょっと貞操の危機感じた、なんかちがうけど、でもそんなかんじ、あれはマジ変態です。臓物とかほおずりして陶酔するタイプ」 22:46 EM: 「あぁ、うん、分かった分かった」 22:46 クロイツ: 「流された!?」 22:46 クロイツ: 「ええとまあ、その他でいくと」 22:46 クロイツ: 「彼の作戦…てか目的についてはまだ話してませんでしたね」 22:46 クロイツ: 「ロードは知ってます?」 22:47 EM: 「存在は、それとセシリーからの報告で郷を納めているのがロード、と言う事も」 22:47 クロイツ: 「力については?」 22:47 クロイツ: 「そう、力です、力」 22:47 クロイツ: 「僕でも調べたんです、君がしらべてなかったら片手落ちって言いますよ」 22:48 EM: 「それで、本題はなんだ」 22:48 クロイツ: 「話題そらしましたね」 22:49 クロイツ: 「ロードの力、吸血鬼を束ねる力、ロードを殺したらー、力はー、近くの人にぴょーん」 22:49 EM: 「ある種の呪いとも言えるな」 22:49 クロイツ: 「なんだしらべてるんじゃないですか、それを侯爵は狙っている」 22:49 クロイツ: 「一応」 22:50 EM: 「しかし、何のために?」 22:50 クロイツ: 「何のためってロードの力のためじゃなくて?」 22:50 クロイツ: 「ん?力を得てなにするかって話です?」 22:50 クロイツ: 「なんか自分の国つくりたいらしいですよ」 22:51 クロイツ: 「アビスみたいに」 22:51 EM: 「得たその後の話だ、別に力のために力が欲しいという訳でもうわキモッ」>自分の国 22:51 クロイツ: 「まだまだ、これからキモくなります」 22:51 クロイツ: 「しかもその国で人間を飼って、好きなときに殺戮したいらしいですよ」 22:51 クロイツ: 「正直ね」 22:52 クロイツ: 「ヘドがでますよ、アレは」 22:52 クロイツ: 半眼で、どこか遠くをにらむ 22:52 クロイツ: 「ですから僕が侯爵をぶんなぐりたい、死ぬまで、という気持ちを抱いたとしても」 22:53 クロイツ: 「これは僕個人の感情なわけです」 22:53 クロイツ: 人差し指をたてつつ、ふりむく 22:53 EM: メイターは額に手を当てて、 22:53 EM: ふかーく溜息を一つ、 22:55 EM: 「本当に、何一つ変わらないな」 22:55 EM: 「と言うか少しくらい変われ」 22:55 クロイツ: 「ええー」 22:55 クロイツ: 「コレでも結構かわったんですよ、底のほうは」 22:56 クロイツ: 「昔のまんまの僕でしたら」 22:56 クロイツ: 「こんなめんどうくさいところでめんどうくさいことにくびつっこんで」 22:56 クロイツ: 「めんどうくさいことになっちゃぁいませんよ」 22:56 クロイツ: プンスコ 22:56 EM: 「あぁ」 22:57 EM: 「昔のままならそれこそさっさと死なないうちに逃げるか」 22:57 クロイツ: 「安全な場所で見ているか、安全な場所でヤジをとばしてます」 23:00 クロイツ: 言葉を継ぐように続ける 23:02 EM: 「……」 23:02 クロイツ: 「しかしここでモンダイがー」 23:02 クロイツ: 「侯爵は、確かにロードの力を欲しがってはいるんですけどー」 23:02 クロイツ: 「別にそれほどほしくないんですよ」 23:02 クロイツ: 「こういうの、めっちゃやりにくい」 23:03 クロイツ: 「なにしでかすか分かりませんからね」 23:03 クロイツ: 「そもそも敵味方まぜてボーンするつもりって時点でアレなのに、これ」 23:04 クロイツ: 「侯爵とロードをぶつけることも考えたんですが…」 23:04 クロイツ: 腕組みしつつうろうろ 23:04 クロイツ: 「どうもどう動くか予想がつかない…」 23:04 クロイツ: 「あ」 23:04 クロイツ: 「あー」 23:04 クロイツ: 「今更ですけど」 23:04 クロイツ: 振り向く 23:05 クロイツ: 「基本的に僕は君たちの味方ですんで、よろしく」 23:05 EM: 「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」疑惑の視線 23:05 クロイツ: 「信じませんか?」 23:06 クロイツ: 軽く目を細める 23:06 クロイツ: 「それとも…信じられない?」 23:07 クロイツ: 微かに首を傾げる 23:08 EM: 「信じるよ」 23:08 クロイツ: 「それは、よかった」 23:08 EM: 「私にとってはかつて、君を通して見えた世界が真実だったのだから」 23:08 クロイツ: 「それはちょっと」 23:08 クロイツ: 「もっとしっかりしたまえといいたいかんじですけど今は大丈夫ですかね、メガネくもってませんか」 23:09 EM: 「曇って無い曇って無い」きゅっきゅ 23:09 クロイツ: 「このへんほこりっぽいからキズつけないように」 23:10 クロイツ: 「さて…と…」 23:10 クロイツ: 「あとなにかいうことあったかな」 23:10 クロイツ: 「あ、なにかききたいことありません?さっきまであの街にいましたよ、僕」 23:10 EM: 「大体の話はセシリーから聞いているが……」 23:10 EM: 「ふむ」考え込む 23:11 クロイツ: 「あ、あと僕あっちにもどろーかとおもいます」 23:11 クロイツ: しれっと 23:11 EM: 「どっちに」 23:11 クロイツ: 「吸血鬼の街、夜の郷」 23:11 クロイツ: 指でさししめす、もちろんその先には壁しかないが 23:11 EM: スリッパ取り出して 23:11 EM: 「最後にもう一回殴らせろ」 23:11 クロイツ: 「えぇぇなんで!?」 23:12 EM: 「なんとなく」スパーン 23:12 クロイツ: 「あいたッ」 23:13 クロイツ: 「侯爵が軍に混じるっていったじゃないっすかぁー」 23:13 クロイツ: 「どこに混じるか僕わかってるんですよ」 23:13 クロイツ: 「ただ、遊撃隊なんですね」 23:13 クロイツ: 「どこに配置されるかがちょっと謎」 23:13 クロイツ: 「だから僕もまじろーかなーとおもって」 23:14 EM: メイターは深く、ふかーく溜息をついて、 23:14 クロイツ: 「君たちの隊と接触しそうなら合図しますから」 23:14 クロイツ: 「これで」 23:14 クロイツ: 「…」 23:14 クロイツ: 懐をさぐる、 23:14 クロイツ: 「あ」 23:14 クロイツ: 「セシリーにとられました」 23:14 EM: 「……」 23:14 クロイツ: 「ていうか僕の鞄かえしてくださいねー、後で、マジで」 23:15 クロイツ: 「日の術式の石あるじゃないですか、セシリーがよく投げてるやつ」 23:15 EM: 「あぁ、あれか」 23:15 クロイツ: 「あれ一個もらったんですよ」 23:15 クロイツ: 「で、マネしていくつか作りました」 23:16 クロイツ: 「あれで合図しますんで」 23:17 EM: 「他に、何か入り用な物はあるか?」 23:17 クロイツ: 「ロードの力」 23:17 EM: スパーン 23:17 クロイツ: 「あいた」 23:17 クロイツ: 「いやまちたまえ、最後までききたまえ」 23:17 EM: 「分かった、最後まで聞こう」 23:18 クロイツ: 「ロードの力を封印する方法です」 23:17 クロイツ: 「調べたんですがね、みつからなかった」 23:18 クロイツ: 「神殿の君たちが何もしらなかったら、アウアウです」 23:18 EM: 「……神殿の地下に」 EM: 「かの《時渡りの剣》やその他の神代からの遺産とともに封印されている物がある、 23:19 クロイツ: 「…ほう」 23:19 クロイツ: 「ただの噂ではなかったんですね、それ」 23:21 EM: 「もうけして動く事のない、数人の吸血鬼の体だ、ロードの力は肉体に依存する、故に、肉体を死と生の境、忘却界の淵に置く事で、二度と動かないように封印をしている」 23:21 クロイツ: 「…」 23:22 クロイツ: 「ロードは…複数いた」 23:22 クロイツ: 「わけですね」 23:22 クロイツ: 「…ということは」 23:22 クロイツ: 「どうすれば?」 23:22 クロイツ: 一つ一つ自分で確かめるように口にする、 23:22 EM: 「今私に言えるのは」 23:22 EM: 「アビスをとらえて神殿に送るのが最も確実だ、としか言えない」 23:23 クロイツ: 「とらえるかぁー」 23:23 クロイツ: 「殺すよりムツカシイこといいますね」 23:23 クロイツ: 「君たちは一応、そのつもりでうごいてると考えていいんですかね」 23:23 EM: 「とりあえずは、な」 23:23 クロイツ: 「なるほど、なるほどー」 23:24 クロイツ: 「多分超、抵抗されますよ」 23:24 クロイツ: 「僕の仲間達とかに」 23:24 クロイツ: 「いや元仲間?いや今も仲間は仲間ですね、うん」 23:25 クロイツ: 「あ、そうだ、なにか要りようなものっていいましたよね、霊薬ください」手を出す 23:25 EM: 「うっわ」 23:25 EM: 「また高い物を」 23:26 クロイツ: 「いいじゃん経費おちるんですし」 23:25 クロイツ: 「じょーほーりょー、じょーほーりょー」 23:26 EM: メイターが自分の荷物をごそごそ漁って、一本だけ取りだした 23:26 EM: 「使わなかったら返せ」 23:27 クロイツ: 「今からダッシュでかえって、朝までにスッキリしなかったら飲みます」ぱしっととる 23:27 クロイツ: 「あ、そうだ、もうひとつオマケしますか、北の岩山、アッチ方面ににげるつもりですよ」 23:27 クロイツ: 「こちらの術式がつぶれたことはもう知れているはず、すぐに動くんじゃァないかな」 23:27 EM: 「ふむ」 23:27 EM: 「伏兵を仕込んでいたんだが」 23:27 クロイツ: 「そりゃ仕込みますよねー」 23:28 クロイツ: そこらへんに地図とかあるかな、 23:28 EM: 在りますね、郷を中心として東、西、南を包囲して北をあけている布陣ですが、既に北の山の中に伏兵が仕込んである様子、 23:28 クロイツ: 「まず攻め込んだら街中で迎撃、地の利を生かして正面からふせぎつつ、遊撃隊でちくちくきます」 23:29 クロイツ: 「遊撃隊には、冒険者、そして侯爵がいるわけですから、注意をするように」 23:29 クロイツ: 「で、一般人達は北から逃げます、義勇兵がその警備を主に担うはず」 23:29 EM: 「ふむ」 23:30 クロイツ: 「まあ烏合の衆ですね、武器も完全にはいきわたっていない」 23:30 クロイツ: 「ただまあ、一応は吸血鬼ですし、油断はしないように」 23:30 クロイツ: 「…まだ、ロードがどう動くかはわかりません」 23:31 EM: 「一般人たちとともに逃げるのか、あるいは」 23:31 クロイツ: 「残るか」 23:31 クロイツ: 「…彼の性格からいくと、多分心情的には残りたいのではないかな」 23:31 クロイツ: 「ですが、彼がいなければあの国は滅ぶ」 23:31 クロイツ: 「僕はズバリ、逃げる、を推しますね」 23:31 クロイツ: 「ていうか、進言します」 23:32 EM: 「ロードの力がどれほどか……調べた限りでは、真っ当に戦って勝てそうではないが」 23:32 クロイツ: 「そこにセシリー一人でふっとんでったんですよ、よしよししてやんなさい」 クロイツ: 「そして、一応神殿で複数ロード倒したんだったらしらべときたまえよ」 EM: 「それぞれ個体差があるからなぁ」 23:34 クロイツ: 「あ、そうなんです?アビスは…うーん」 23:34 EM: 「共通して、怪力と恐ろしい魔力はあるようだが」 23:34 クロイツ: 「ん、ロゼ君タイプか」 23:34 クロイツ: 「セシリーがイヤッホーするのもしかたがないか」 23:34 クロイツ: 「そういやメイター、君」 23:35 クロイツ: 「………」 23:35 クロイツ: 「戦える…んです…?」 23:35 クロイツ: 超 いぶかしげ 23:35 EM: 「あのなぁ」 23:35 クロイツ: 「いやいやもちろん」 23:35 クロイツ: 「頭はってるのはうん」 23:35 クロイツ: 「わかってますけど」 23:35 EM: 「私はこれでもこの数年間ずっと死地に身を置いてきたんだぞ」 23:36 EM: しかしぱっと見武勇と機敏は赤魔より高そうには見えなかったりもするのだった、 23:36 クロイツ: やっぱり… 23:37 クロイツ: 「ちょっと試してみても」 23:36 クロイツ: 「…」 23:36 クロイツ: 「あ、剣ない」 23:36 クロイツ: 「さすがに天幕の中で剣戟聞こえたら、超セシリー君ふっとんできて僕のこと七発くらいなぐりますよね」 23:37 クロイツ: 「やめとくか…」 23:38 EM: 「取り合えず」 23:38 クロイツ: 「さてさて、ちょっとまとめますかね」 23:38 EM: 「あぁ」 23:38 クロイツ: 「君が僕を信じても、たぶんあのえらいさんたちは絶対信じないのでー」 23:39 クロイツ: 「ちゃんとそれ用に原稿おいときますから」 23:39 クロイツ: 「今の情報、だいたいについては、君だけが知って采配すればいい」 23:39 クロイツ: 「僕はただ、「吸血鬼の軍の中に、侯爵がまじっていて、吸血鬼も、ただの人も、騎士も皆殺しにするつもりである」 23:39 クロイツ: 「この情報をもってきただけ」 23:40 クロイツ: 「で、僕は侯爵のいる場所にまぎれ、君たちに合図をする」 23:40 クロイツ: 「これは日の術式をつかったもので、吸血鬼の軍をも瓦解させる物」 23:40 クロイツ: 「吸血鬼側に与してこれを使うことがまさに背信行為」 23:40 クロイツ: 「で、君たちにはまったく影響はないわけだから」 23:40 クロイツ: 「ここはもう、疑いの余地はないとは思います」 23:41 クロイツ: 「君たちはフツウに陣をしき戦い、合図がきたらそれなりに対処するのみです」 23:41 クロイツ: 「北の山とかについてはまかせます」 23:42 クロイツ: 「てなかんじでいかがですかな」 23:42 EM: 「了解した」 23:42 クロイツ: 「霊薬一本なら安いモンでしょう」 23:42 EM: 「でも使わなかったら返せ」 23:42 クロイツ: 「えぇー」 23:42 クロイツ: 「まあ」 23:43 クロイツ: 「ちゃんと返しますとも」 23:43 クロイツ: 笑う 23:43 クロイツ: 「でも君がだらしなく伸びてたらもってかえりますからー」 23:43 EM: 「荷物は、今すぐにでも必要か?」 23:43 クロイツ: 「ああ、お願いします、ちょっぱやで帰りますんでー」 23:43 EM: 「分かった、少し待っていてくれ」 23:43 クロイツ: 「ていうか霊薬もう一本ください」 23:44 EM: スリッパを投げられた>もう一本 23:44 クロイツ: ミ サッ 23:44 クロイツ: 「んー、メイターが強くなったというのは見てみたいですねー、ぜひにー」 23:44 クロイツ: 「そのうちみにこよう」 23:45 クロイツ: 待ってる(たいいく 23:48 EM: メイターが荷物を持ってきた 23:48 クロイツ: 「わー」 23:48 クロイツ: うけとりにいく 23:48 EM: 荷物を全部返してもらった! 23:48 クロイツ: 鞄をあけて確認します 23:49 クロイツ: あぎあぎがあぎあぎしてますか 23:49 EM: あぎあぎ「ぱくぱく」 23:49 クロイツ: 「よし」パターン 23:49 クロイツ: 「あ、いまの見ました?」 23:49 EM: メイター「何も見ていない、そう言う事にする」 23:49 クロイツ: 「それがよいそれがよいといいました」 23:49 クロイツ: アイテムを一通り確認ー 23:50 クロイツ: 「んー、身軽がモットーの僕も荷物がおおくなったものだ」 23:50 クロイツ: 「メイター」 23:50 EM: 「なんだ?」 23:50 クロイツ: さーべるをベルトにすちゃっとしつつ 23:51 クロイツ: 「君に話したいことが死ぬほどあるんですよ」 23:51 クロイツ: 「あの日から」 23:51 EM: 「……それで?」 23:51 クロイツ: 「かわりに僕は自分で手帳にかきこんでましたけど」 23:52 クロイツ: 「や、基本はクリスのためですけど」 23:52 クロイツ: 「メイターはおまけで」 23:52 クロイツ: 「それで」 23:53 EM: 「それで?」 23:53 EM: (おまけは流す事にした) 23:53 クロイツ: 「危なくなったらよびたまえ」 23:53 クロイツ: 「いきますから」 23:53 クロイツ: ふりかえって笑う 23:54 EM: 「……フ」笑い返す 23:55 クロイツ: 「ほんじゃー、かえりますねー」 23:55 クロイツ: 「あ、どう言ってあるんです、みなさんに、僕ホイホイでていったらなぐられませんか」 23:55 クロイツ: うらうら外にむかってあるきだす 23:55 EM: 「ルーグをスパイとして放つ、と言う設定にした」 23:55 クロイツ: 「スパイ!」 23:55 クロイツ: 「かっこいいですねそれ」 23:56 EM: 「まぁ、半分間違ってはいないのが、何だかなぁ」 23:56 クロイツ: 「あ、ちょっとまった、名前でキョドられたりしませんでした、そのあたり」 23:56 EM: 「あぁ」 23:56 クロイツ: 「僕いまんところクロイツって名乗ってるんですよね」 23:56 EM: 「名前はクロイツ、で通したぞ」 23:56 クロイツ: 「よかったよかった」 23:56 クロイツ: 「ではそのように、よろしくメイターさん」 23:56 クロイツ: また帽子をとって礼をしようとして、帽子がない 23:56 EM: 「ではクロイツ殿、宜しく頼むぞ」 23:57 クロイツ: 手をおよがせつつ、一礼 23:57 クロイツ: 外にでます 23:57 EM: 手をひらひら、 23:57 クロイツ: こっち出ますか 23:58 EM: あー、では一応ー、 23:58 クロイツ: はーい 23:58 *kreuz part (Leaving...) |