紅く、月は踊る 第2話「恋愛講座」



*kreuz part (Leaving...) 03:20

ロゼ: いや 03:20

ファイナ: 「ああ、いえ、趣味による所もあるのだけど……」 03:20
ファイナ: 「恋人同士や、それに準ずる仲の人同士だと、一般的にデートと呼ぶわね」 03:20

ロゼ: 「……というか、二人だけって言う限定の仕方が解らない。何処が目安になって居るんだ?」 03:21

ラティア: 「……なんというか、まぁ」 03:21

ファイナ: 「人数と、あと恋愛関係に発展する可能性の有無が目安と考えて貰えれば……?」 03:21

ロゼ: 「…恋人同士……」 03:22
ロゼ: 「恋愛関係……」 03:22
ロゼ: 「デート…」 03:22

ファイナ: 心の中だけでため息ついて頭抱えます 03:22

ロゼ: 「……」 03:22
ロゼ: 「…」 03:22

ファイナ: (まさか……これが……希少動物…… 03:22

ロゼ: 「……………………」 03:23
ロゼ: 「…………………うん、解らねぇ」 03:23

ドロシー: 「うふふ、なにか面白い話になっているわね」 03:23

ファイナ: 「そう……実感の無い言葉は、あまり多用しないようにね」 03:24
ファイナ: 「もう、ドロシーも一緒に説明考えてくれれば良かったのに」 03:24
ファイナ: 「いきなり黙っちゃって、考え事?」 03:24

ラティア: 「まったく……」 03:25

ドロシー: 「ええ。ごめんなさい。クロイツさんとセルシアちゃんのデート、どんなのかしらとおもって。うふふ」 03:25
ドロシー: セシリア、の間違い! 03:25

ファイナ: 「興味あるなら尚更よ……」がっくり 03:26

ドロシー: 「それで、ロゼ君、どうしたのかしら」 03:26

ロゼ: 「…クロイツとあのノーテンバケツは、恋人同士なのか?」 03:26
ロゼ: 真顔で 03:26

ドロシー: 「うふふ。さて、どうかしら」 03:26

ラティア: 「さぁ、ね」 03:26

ファイナ: 「……」 03:27
ファイナ: (……疲れたわ。どっと 03:27

ドロシー: 「ロゼ君はどう思うのかしら?」 03:27

ロゼ: 「僕か?…んー……」悩み 03:28

ドロシー: にこりと笑って、返事を待っています 03:28

ロゼ: 「……」 03:29
ロゼ: 「…恋人っていうのがどういうのか、良く分からないけど、そう言った感じになるのに時間はかからない物なのか?」 03:30

ドロシー: 「そうねぇ。人と、相手によるかしら」 03:30
ドロシー: 「密度が大事だと、おもうけれど」 03:30

ロゼ: 「……密度…」 03:30

ファイナ: 「一生涯かかる場合もあれば、一瞬でなる場合もある…かしら」 03:31
ファイナ: 「そうね、密度」 03:31

ドロシー: 「ふふ、気になっている人がいるの?」 03:32

ロゼ: 「ブツブツ…(この場合の密度と言うので、考えられるモノは日常の充実か?そうなると、クロイツとあの副隊長の日常の充実は……)…ブツブツ」 03:33

ドロシー: 「あら、聞こえてないみたい」 03:33

ファイナ: (……真面目ねえ 03:33
ファイナ: 「眺めてて飽きはしないけど……」ロゼ君に聞こえない程度の声量で 03:34

ロゼ: 「(となると、考えられる可能性は……ん?)……あ゛?呼んだか?」 03:34

ドロシー: 「ふふ、悩むのはいいことよ。目をそらしたままだと、自分でも気付かないまま、機会を逃す恋もあるから」 03:34
ドロシー: 「うふふ、いいえ、なんでも」 03:35