紅く、月は踊る 第2話「ドロシー、処刑場にて」



ドロシー: 00:11
ドロシー: では、くすりと笑っておきあがろう 00:11
ドロシー: から、かな 00:11

GM: ですな、 00:11
GM: 「……やっぱり、ここを見つけてしまったか」 00:11

ドロシー: 「うふふ。見つけちゃった」 00:12

GM: 「ドロシーさん、君は『狂気』と言う物を体験したことが有るかい?」 00:13

ドロシー: 「『狂気』…ふふ、そういうあなたは?」 00:13

GM: 「僕は……『狂気』と『正気』を両立させるために、この町を作った」 00:13
GM: 「……僕は今も狂っている」 00:14

ドロシー: 「そうね。」 メガネを押し上げて、表情はみえない 00:14
ドロシー: 「強い力をもつものほど、狂っていく…」 00:16

GM: 「狂気と正気の両立の方法を僕は考えた、 ……これは、僕の我が儘だったんだ、吸血鬼が人に狩られることのない街が欲しかった」 00:16

ドロシー: 「…わかるわ。その気持ち」 そっと息をはきだして 00:17

GM: 「……僕は自分の夢をかなえた買った、ただそれだけだ、 人と吸血鬼は本来、喰らい、喰らわれる関係、それを覆すことはできない」 00:17
GM: 「だから僕は、覆すのではなく、制限して発散させることにした」 00:18

ドロシー: 「制限」 00:18

GM: 「人と吸血鬼の共存の、表の仕組みは既に知っているだろう? 血液の提供と、力の提供」 00:19

ドロシー: 「ええ。みさせてもらったわ。」 00:19

GM: 「……僕は、共存が有り得ないと言う事を利用して、共存を作り上げた」 00:20
GM: 「ライオンとガゼルの共存はあり得ない、必ずガゼルは逃げ出す物だ」 00:20
GM: 「だから僕はライオン達にこう言った訳だ、 『逃げるガゼルを思い切り喰らえ』」 00:20

ドロシー: 「まぁ」 くすり、と笑って 00:20
ドロシー: 「ガゼルはどうなったかしら」 00:20

GM: 「……事実、僕がこの町を覆う幻覚を維持できているのも、逃げるガゼルを喰らっているからだ」 00:21
GM: 「ガゼルは、今そこにいる」 人間の死体の山を指差します 00:21

ドロシー: 「ふふ、見事に食べられてしまったわけね」 00:21

GM: 「……吸血鬼の持つ力はね、ただの力じゃないんだ、絶対的な『暴力』なんだ」 00:22

ドロシー: 「そうね。力の差は大きいわ」 00:23

GM: 「……この処刑場は、狂気が正気を食いつぶしてしまった吸血鬼と、逃げようとしたガゼルの墓場だ」 00:23
GM: 「狂気と正気の狭間にある吸血鬼達は、ここで彼らを狩り続ける」 00:24

ドロシー: 「哀れなものね。」 00:24

GM: 「……僕は、これしか狂気と正気の両立を見つけられなかった」 00:24

ドロシー: 「けれど、私たちもいつ同じ道をたどるかわかりはしないけれど」 00:25
ドロシー: 「正気と、狂気…」 00:25
ドロシー: 「ねぇ、ひとつ、聞いてもいいかしら」 00:25

GM: 「……何かな?」 00:25

ドロシー: 「街角でみた、人が、自ら血を提供する姿。いささか、平和すぎるのが不思議だったけれど」 00:26
ドロシー: 「あれは本当に、自主的なものなのかしら?」 00:27

GM: 「簡単な話だ、ただの人には『狂気』がない、だから彼等は、僕らを愛してくれる、あれだけは正真正銘、僕が作り上げた共存の世界だ」 00:27
GM: 「……僕はその愛を裏切っていることになるのだけれどね」 00:28

ドロシー: 「そう。」 そっとメガネをおさえて 00:28

GM: 「……この郷は歪んでいるのかもしれない」 00:28
GM: 「ただ、それでも僕はこの郷が続いて行くのを望んでいる」 00:29
GM: 「……僕が、ゆがんだ形でも作り上げた、最後の居場所なんだから」 00:29

ドロシー: そっとアビスに近寄って 00:29
ドロシー: 抱きしめよう 00:30

GM: 「……ドロシーさん、僕は、涙を流すことが許されるのだろうか」 00:30

ドロシー: 黙って背中をぽん、ぽんと叩く 00:31
ドロシー: ゆっくり、ゆっくり、子守唄を聞かせる母のように 00:31

GM: 「……僕は、……っ、ずっと、この百年以上ずっと……涙を、流せなくてっ……」 00:33

ドロシー: 「…泣いて、いいのよ。お泣きなさいな。これまで流せなかった、百年分」 00:34

GM: 彼は赤子のように貴女にしがみつき、ただひたすらに泣いている、 00:35

ドロシー: その涙がおさまるまで、ずっと抱きしめています 00:37

GM: ももいろの話を視えないようにしちゃいました、ちょいと申し訳ないですが、我慢してください、 00:38

ドロシー: おっと、みているで返事をしてしまった 00:38
ドロシー: 了解しましたー。 00:39

*dice join #EEE-E
GM: 2d6+8 00:39 (dice) GM-E: 11(2D6)+8 = 19 
GM: うん、何も無いなぁ、 00:39

ドロシー: またダイス! 00:41

GM: ……やがて、アビスは君から離れた 00:41

ドロシー: そっと手をはなします 00:41

GM: 「……ドロシーさん、君はここから離れた方がいい」 00:42

ドロシー: 「あら、それはどうして?」 00:42

GM: 「……ここに戦火が降り注ぐ、そんな予感がする、僕の新しい我がままだ」 00:43
GM: 「君に死んでほしくない」 00:43

ドロシー: 「そう。」 00:44
ドロシー: 「うふふ、ありがとう。やさしいのね」 00:44

GM: 「……僕がまだ人間だったころを思い出した」 00:45
GM: 「母は何時も、僕が泣きだしたときに優しく抱きしめてくれた」 00:45

ドロシー: そっと頷いて、聞いています 00:45
ドロシー: 「素敵な、お母様だったのね」 00:46

GM: 「……素敵な母だった、僕が死なせてしまったのだけれどね、それから僕は泣いたことが無かった」 アビスは君から離れて階段の方に歩いて行きます、 00:47

ドロシー: 「そう」 そっと頷いて、みやろう 00:48

GM: 「……有難う、君が、何を想っていたのだとしても、君の行動がとても、嬉しかった」   階段に足をかけた彼の背で鉄格子が降りる、彼はそのまま階段を上って行き、やがて、足音も聞こえなくなった 00:49

ドロシー: 「…ひとりで、なんでも背負わなくても、いいのよ」 ぽつりと、 00:50
ドロシー: そっとメガネをおさえ、 00:50
ドロシー: はずす。 00:50
ドロシー: 目が、少し、赤い 00:50

ドロシー: 「ふふ、涙もろくなってしまったわね」 00:51
ドロシー: メガネをかけなおして 00:51
ドロシー: 「さぁ、戻るとしましょうか。随分時間もたってしまったことだし」 00:52

GM: 2d6+8 00:52 (dice) GM-E: 8(2D6)+8 = 16 
GM: うん、さぁ、戻るとしましょうか、 00:52

ドロシー: またダイスっ! 00:53
ドロシー: コツ、コツ、とヒールの音をさせて、処刑場をあとにします 00:54

GM: では、処刑場を出ました、単独行動を取る予定が無いなら、miteiruで他の人と合流しても構いません、 00:54

ドロシー: ふむふむ。 00:55
ドロシー: 「この夜の郷のことを黙っているには、一番の問題はセシリアちゃんね…。」 00:56
ドロシー: 「神殿に報告を入れるでしょうし…、そもそも、神殿のものだとばれている以上。ガゼルにならないとも限らない」 00:57
ドロシー: 「彼女、いま、どこにいるのかしら」 00:57

ドロシー: と、いうことで、ちょっと、セシリアちゃんを先に探してみたいきがっ 00:58
ドロシー: GMさんには負担をかけてもうしわけない・・・! 00:58

GM: ふむ、何処を探してみます? その場所で気配察知をするなら精神、 00:59

ドロシー: ふむ、特に朝、どこかにいくとか言ってなかったですよね? 00:59

GM: 行ってませんでしたね、 00:59
GM: 言って、か、 01:01

ドロシー: ふむ。街か城か…ではお城で、セシリアちゃんがどこにいったか聞き込みついでに調べてみます 01:02

GM: PTの後を追ってふらーっと出て行きました、ぱっと見御飯の匂いにつられて出て行ったようにも見えたそうです、 01:02

ドロシー: ほほう 01:02
ドロシー: では、初日にいたご飯どころへ 01:02
ドロシー: いたかどうだか聞いてみたいけれど、移動してる時間はないかなって 01:02

ドロシー: おっと 01:03
ドロシー: うふふ、はちあわせかしらね 01:03

GM: 望むなら階段上ってアビスの寝室から出ることも可能なんだぜッ! 01:03

ドロシー: なんとw 01:04

GM: ファイナさん達とは別行動したいです? 01:04
GM: 微妙な位置で見てるらしいので、隠密判定してみても良いです、 01:04

ドロシー: うーん、セシリアちゃんの動向は気になるけれど、合流でいいかな 01:05

GM: では、ドロシーさんは素直にファイナさん達と合流します、ログ、私も取りますが、一応お願いしますー、 01:05

ドロシー: はーい 01
ドロシー: ありがとーございましたー