紅く、月は踊る 第2話「ドロシーと、セシリア」![]() ドロシー: 「ふふ、さて。時間はかせいだけれど」 と、ぽつりと 02:04 ドロシー: 「ごめんなさいね、クロイツ君。あなたのことは信じているけれど、彼女と二人で話がしたかったの」 02:05 GM: セシリア「……それでー、私に何の用なんでしょうー」 02:05 ドロシー: 「あら、セシリアちゃん。」 02:05 ドロシー: 「お呼び立てしてごめんなさいね?」 02:05 GM: セシリア「お食事でもご一緒するんですかー?」 02:06 ドロシー: 「うふふ、いいわね。お食事でもしながら、お話したいわね」 02:06 GM: セシリア「……本当は、人のいない所で話をした方が都合がいいんじゃないですか?」 02:07 ドロシー: 「あら、察しのいい子は好きよ」 くすり、と笑って 02:07 GM: セシリア「……一体何の用でしょうか」 02:08 ドロシー: 「ねぇ、セシリアちゃん。銀の神剣のセシリアちゃん。あなた、この街を、どうするつもり?」 02:09 GM: 「貴女は私がどの程度まで知っているとお思いですか?」 02:10 ドロシー: 「うふふ。確実な情報収集とメイターさんが仰るくらいだもの」 02:11 ドロシー: くすり、と笑ってその先を口にしない 02:12 GM: 「……私はメイター様の望むままに、ただ」 02:13 GM: 「私はあのお方が誰よりも、吸血鬼を憎んでいるはずなのをよく知っている」 02:13 ドロシー: 「あらあら、まぁまぁ」 02:13 GM: 「……これで大体の答えは分かるかと思いますが」 02:14 ドロシー: 「ふふ、そうねぇ」 02:14 ドロシー: 「理由を、伺ってもいいものかしら?」 02:14 GM: 「話す理由が有りません」 02:16 ドロシー: 「ふふ、あら、そうかしら?」 02:17 ドロシー: 「言いたいことが、山ほどあるんじゃないかしら。」 02:17 ドロシー: 「例えば、わたしに」 02:17 ドロシー: メガネを外して 02:17 ドロシー: 牙をみせよう 02:17 GM: 「……」 02:17 ドロシー: くすり、と笑う 02:18 GM: 「私の為すべき事はお喋りではありません」 02:19 ドロシー: 「強情ねぇ」 02:19 ドロシー: 「嫌いではないけれど」 02:19 GM: 「貴女は」 02:19 GM: 「捕食者と被捕食者が共に生きる環境が、本当にあるとでも思っているんですか」 02:21 ドロシー: 「ふふ。さぁ、どうかしら」 02:22 GM: 「……」 02:22 ドロシー: 「うふふ。…ただ、そうね」 02:23 ドロシー: とん、と指先をセシリアちゃんに軽くあてて 02:23 ドロシー: 「あなたが、かのバルスムスに並ぶように」 02:23 ドロシー: 「荒唐無稽で、遠い道のりに思える、どんな夢物語も」 02:24 ドロシー: 「見なければ始まらないと、私は思うわ」 02:26 GM: 「……神殿側の意見を伝えます「」 02:26 GM: 「恐らく今回の件に関して、神殿は敵対的吸血鬼と判断し、ロードの討伐を私達に頼むでしょう」 02:26 GM: 「可能ならば、私はこの郷にいる間に彼を屠る事も考えています」 02:27 ドロシー: 「…そう。やっぱり、敵対的としてしまうのね」 02:28 GM: 「ドロシーさん」 02:28 ドロシー: 「うふふ。何かしら」 02:28 GM: 「1を取るか、100を取るか」 02:29 GM: 「神殿騎士の試験問題の、最後の問題が、これです」 02:29 GM: 「私は100を取ります、それが人を守る、と言う仕事の有るべき姿です」 02:30 GM: 「長い道のりの果てに1が生きるのだとしても、その間に100が犠牲になるのなら私は、1を切り捨てます」 02:31 ドロシー: くすり、と笑って聞きましょう 02:31 ドロシー: 「その1の名前が、メイターという名でも?」 02:31 GM: 「……」 02:32 GM: 「……それが、為すべき事ですから」 02:32 ドロシー: 「ふふ。そう」 02:32 ドロシー: そっと目をとじて、ため息のようにはきだします 「…そう。」 02:32 ドロシー: 「ひとつ、いいかしら」 02:32 GM: 「何でしょうか」 02:33 ドロシー: 「もし、あなたが彼を屠らなければ、戦いになるわね」 02:33 ドロシー: 「この街の、人たちはどうするおつもりかしら?」 02:34 GM: 「……私の立ち位置は『ヒト』と言う種です」 02:36 GM: 「……ヒト以外を屠るのが私の仕事です」 02:37 ドロシー: 「ふふ、この街にも純粋な人間という種族はいるわね。けれど、それはあなたたちの言うヒトの範疇にはいるのかしら」 02:38 GM: 「……それは彼ら次第です、彼らが私達と戦おうとするなら、私達は彼等とも戦わざるをえません」 02:38 ドロシー: 「ふふ、そう。」 02:39 ドロシー: 「ありがとう、セシリアちゃん。お話できてよかったわ」 02:39 GM: 「いえ、それでは」 セシリアは立ち去ります 02:39 ドロシー: ではその背中を見送ろう 02:40 GM: さて、ドロシーさん、モモイロに合流してください、 02:40 ドロシー: はーい |